Edward Johnston (1872-1944)

1872年2月11日ウルグアイ生まれ。
若い頃は科学(物理、天文学、特に代数学)に興味を持ち、彼の分析的な思考のもととなっている。 
Johnstonに大きな影響を受けたEric Gill(1882-1940)は、Johnstonの生徒でもあり、友人でもあった。

1899
Central School of Art and CraftsのTypographyの講座で Eric Gillらを教える。

1901
Royal College of Artsで教える。

1906
Leicester School of Artsで教える。 Writing & Illuminating, Letteringを出版。

1910
LondonのJohnstonのもとで学んだ、Anna Simonsが、Writing & Illuminating, & Letteringをドイツ語に翻訳したものが出版される。

1912
Dresdenで講義をするためにAnna Simonsに招かれる。

1913
Westminster PressのGerald Meynellとともに、短命であったが、影響力のあった 印刷技術誌「Imprint」の設立と編集に参加する。Caslonを修正したImprintと呼ばれる書体が作られる。

1916
6月にUnderground RailwayがArts and Crafts Exhibition Societyのポスターに始めて使われる。(ここで使われたのは大文字と数字のみ)現在使われているものとほとんど同じ形のUndergroundのロゴタイプを制作する。(しかし、実際に使われるのは1914年4月以降になる)

1919
バスの行き先表示板用の3インチの"Narrow"な文字のデザインを依頼される。

1928
オリジナルの1インチから1/3、2/3インチへの文字を拡張する際の、意見を求められる。

1929
2冊目のCalligraphyの本を書き始める。この取り組みは彼が亡くなるまでの15年間続くが この本を完成することはできなかった。

1971
Johnstonが完成できなかった本がHeather Childにより編集され出版される。

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Londonの地下鉄・バス関係のデザイン全般についてはNew Johnston Mediumの見本も収録してあり、London Transport Museumのメールオーダーで購入可能な

Designed for London
(ISBN 1-85669-064-4、モノクロ・カラー160ページ、£19.95)

が、参考になると思います。

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